最近思うことをつらつらと。
サラリーマンはどんなに働いても給料は大幅には増えない。基本的には固定給。同じ社員でも一生懸命働く人間とそんなに働かない人間で給料が変わらない。何で何だろうと思う。
それじゃ一生懸命働く人と働かない人、何もかも全く同じなのかというとそうではない。
一生懸命働く人には会社は「昇格」させることで報酬を払ってくれる。ただそれは中長期の観点で。一生懸命働く人は「会社に借りを作っている」のだ。だから中長期で見れば、一生懸命働いた分は返ってきているのだ。
サラリーマンというのは首を切られない。基本的には日本企業は社員のクビをよほどのことがない限り、切れない。アメリカだったらすぐにfiredだ。
その代わりに会社からやれと言われたことやらないといけない。安定を保証するのだから言ったことやれ、といった具合に。日本人にそういう気質は合っているのかもしれないが、だんだん世の中の流れとマッチしなくなってきているもの事実かなと思う。
原因には結果があるように「やればやっただけ」お金がもらえるのであれば人間はやる気を出せる。ただサラリーマンだとやってもやっても短期では報われない。
だから電車の中は亡霊で一杯になる。私もその気持ちはとってもよくわかる。普通そうなるだろ。みんなそう。
数年、何十年働いた結果、報酬という形で目に見えてくる。同じ職種を長期間続けるから経験値が溜まって、だんだんできることが増えているよね、という観点だと思う。間違っていない。
ただ私は1社で人生を終えるのもつまらないと思うし、さまざまな経験を積みたいと感じる私は、そんなに長期間待てない。私は今3社目。1社目もとっても良い会社だったけど、そこにいたら私はこのようなブログも作れなかっただろうし、こういう文章も書けなかったと思う。
「安定」というのは何か?自分の中でよく考える必要がある。
でもね、1個の会社で責任ある立場になっていく、ことを私は悪いなんて思っていない。それはそれで立派なこと。私のがお世話になった最初の上司がまさにそうでしたので。みんなはどっち派?たけのこの里派。