今週末で新聞配達を卒業するので今週は引き継ぎウィーク。
新聞配達の引き継ぎは新聞配達虎の巻(要するに芳名帳みたいなやつ)を持って、後任者と一緒にカブに乗って2台でブーンと家を回っていく。
ここにポストがあるんだよーとか
ポストが2個あるけどこっちだよーとか
ポストがあるけど上に置くんだよーとか
マンションだったら
新聞を部屋の中に落としこまないとクレームになるよーとか
ここは日曜日だけ違う新聞が追加になるよーとか
引き継いでいく。
バイトといえど、一般的な仕事の引き継ぎと同じです。引継書とかは要らないけど、後任の人が分かるように自分の仕事をまるっと渡す感じですね。
毎回引き継ぎの時に思うのは
この仕事って俺じゃなくても良かったんだなー
という事。組織の仕事は全体で回していく感はあるので当然なのですが、私はそう感じます。
新聞配達でも自分の配達エリアには愛着が湧くものです。毎日毎日毎日毎日同じところを回るわけですから私の場合、勝手に愛着を持ってしまいます。会社の仕事もそうです。
自分の仕事に愛着が湧きますが、引き継ぎになると「あなたじゃなくてもいいのよ」っと言われているように私は勝手に感じます。
多分、根底に自分にしかできない仕事をしたいという思いがあるからなのかもしれませんが、引継ぎは悪いものでもないかなと。
仕事を引き継ぐと最初は慣れていないので大変です。例えば15の労力が要るとします。慣れてくるとだんだん労力が減ってきて5くらいでできるようになると、時間が余ってきます。相対的に仕事が圧縮されていくような感じ。そしてやり方自体を変えてしまうと1くらいになる時もあります。そしてその1を誰かに引き継いで残りの14で新しい仕事を作っていく。ほんでそれがまた圧縮されて、仕事を作って誰かに渡して自分はどんどん仕事を追いかける。
最初の15でうぇー、大変だぁ、とかこれ以上はもうできまへん、とかになると給料が増えなかったり、出世ができなかったり、やらされ仕事になってしまったりします。
仕事は追いかけるととても面白いです。
主体的に仕事に取り組み、どんどん仕事を消化して新しい仕事をして、それが新しい学びになって更に仕事ができていく。
学びにもなって金ももらえて最高じゃんと思えるようになると良い感じかもしれませんね。
まぁそんな事を感じた新聞配達の引継でした。
毎朝2時半に起きて月1回の休みという新聞配達ですが、私の中では最も学びの多いバイトになりました。それも今週金曜日で卒業。
卒業祝いのプレゼントどしどしお待ちしておりますm(_ _)m
h.man1987uscpa@gmail.com
大学生の時にやるととっても良い経験になると思います。