盛岡から帰ってきて新聞屋に最後の給料を受け取りに行ってきた。
ちなみに盛岡では、陸前高田市訪問、盛岡マラソン、椀子そばを体験してきた。
話は戻るが新聞屋の社長は50過ぎのおじさんだが、とても優しくて良い人だ。
その新聞屋は社長1人とあとバイトが15名くらいいるフラット組織だ。履歴書を出さなくても雇ってもらえる。
その社長は話し振りなど優しいがスタッフに気遣いを示される。給料は名前入りの封筒に新札を入れて支給してくれる。今時、ほとんどの会社は振込だが、封筒に現金を入れてもらえた方が私の場合は嬉しかった。
またバイトなのにお中元も貰える。
そして最後の給料は「皆勤手当」という今までになかった支給項目が出現して、給料が上乗せされていた。私はたまにお休みをもらっていたのでどのへんが皆勤なのか分からないが、おそらく社長の気持ちなんだと思う。最後まできっちり仕事をしてもらえて助かったよ。と言ってもらえた。
言われそうで言われない言葉だが、嬉しい。
そんな社長だからか分からないが、そこそこその新聞屋は儲かっているようだった。設備は新しいし、整理整頓されていて良い雰囲気。人も長く働いているバイトさんが多かったし、良い気の流れを感じた。
社長との立ち話が印象的だった。
新聞配達で生計を立てている人は何かしら事情を抱えている人が多い。企業では少し難しい人だったり、鬱病かかっていたりして、でもそんな人達の為に良い環境を作りたいと社長は言っていた。
大きな組織でもないけれど、仕事場をそんな風に考えている社長のもとで働けるスタッフは幸せだと思った。
社長曰く人にも恵まれているそうだ。
良い心がけの人間には良い事が起こるんだなぁと感じました。
なかなか新聞配達も良い経験だった。
感謝感謝。