私の実感だが、都市部と地方都市に住むのとでは地方の方が圧倒的に住みやすい。もちろん都会には都会の良さももちろんある。しかし都会はいろいろなものがあり過ぎて、たまに行くと勉強になることも多いが、異常だと感じる事も多い。お金が知らない間に溶けていくし…笑 そんなに金を使わせたいのか!って感じ。
地方はかなり住みやすい。満員電車のストレスもないし、私の町は環境がすごくいい。ランニングには最高だし、アウトドアにも気軽に行ける。山間部ではないので生活に困ることもないし、全然問題なしだ。たまに都会で遊びたいと思えば30分ほど電車に乗れば都会でも遊べる。
ただ一つ問題点があるとすれば、「面白み」がない事だ。休みの日は正直言って、近場で遊びに行けるところは皆無だ。勝手な私の主観だが、ほとんどの地方都市はどこも同じような状態だと思う。幹線道路の近くに大きい回転寿司や焼肉店、大きい本屋、スーパー、レンタルDVD店、映画館付きのイオンがあったりして…どこも同じような町並みだと思う。
そして意欲のある若者がいない。優秀な人材は都会に流出して私の地域では20歳から30歳くらいの人を見かける事は少ない。この前、東京で電車に乗った時、向かいのシートに全員若い女性が座っている光景を見て、一人で驚いた。私の町ではあり得ない。
ただこのような環境で「面白い」事をすると目立つ。自分が企画したイベントは新聞5社に載せてもらえたし、市長の都合が悪くかなわなかったが、副市長にも何故か会うことできた。(副市長というポジションがある事をこのとき知った。知らないおじさんだった。)新聞記者さんもこの町で毎日記事を書かないといけないからネタが無さ過ぎて困っているんじゃないかと思う。そうじゃなかったらすいません。
これからの働き方として都市部の会社でパートで働いて一定の収入を得て、それを元手に週の半分は地方で面白いことをするというのもいいと思う。例えば地元出身のやる気あるやつらで20万×5人で100万円でプロジェクトを作って収益分配して解散。みたいな。こけても20万で遊べたと思えればOKな気がする。これからどんどん人口が減ってAIとやらも出てきて、仕事がどんどん減ってくる流れなわけだからオーシャンズイレブンみたいな働き方が主流になってきて、その方が楽しい気がする。実力がある上での話だけど。
一仕事終えて全身の力が抜けてしまっているのでレイトショーでも観てぼーっとします。明日はスラックスでも作りに行こうかしら…。