日付が変わってしまいましたが本日、BECの本試験を受けてきました。記憶が新鮮なうちに記録しておきます。いわずもがなですが、学習方法はその人の能力によって変わってくるので鵜呑みになさらぬようご参考までに留めて下さい。(受かっているような体で書いてますが、これで落ちてたら笑ってあげてください)
恥ずかしながらBECは4回受けました。
68⇒73⇒57⇒今回結果待ち
教科書を読んでMC問題を回転させながら理解を深める。そしてTBS問題も2,3回演習する。ここまでは誰もが通る道ではないでしょうか。
BECは特に「理解した上で暗記」と私が見たブログでは書かれていました。論点が広いので「広く浅く」が得意な私は勉強を進めてきましたが、4回も受けるという事は勉強方法がズレていたと思います。
というのもBECの範囲は確かにたくさんの論点が出てくるので広く浅くで良いのかなと思いきや、しっかりと深めに理解しなければならない論点もあるのでそこは気を付けた方が良いと思います。アビタスのテキストには有難いことに突っ込んで勉強しなくて良い場合には先生やテキストが概要だけ掴めばいいよと言ってくれるので参考にしましょう。為替のところとかはいろんな聞かれ方をするので自分でちょっと調べたりすると良いと思います。
(しっかりと書きたいので続きは明日書きます。すみません…明日早く起きないとダメなので………)
続きです。
特にアビタスのテキストは簡潔に書かれており、試験範囲は「広く浅く」なんですが、AICPAが出しているブループリントを読むと単純な暗記では少し難しい事が分かります。論点を実践的に生かすことが出来るかを問われるので勉強の方向性がずれないようにブループリントで確認するのが良いと思います。
また出題論点としてはコーポレートガバナンスと経済学が多めに出ると思います。これはブループリントにも書いてある事です。アビタスのテキストだと原価計算、ファイナンス、経済学、IT、コーポレートガバナンスの順番で私の場合、計算問題とテキストの前半に出てくる論点を集中的に勉強してしまう癖があるので頻出範囲を重点的に勉強するのが効果的かなと思います。
私はMCを繰り返しといていましたが、答えが分かるようになってしまい、選択肢について深く考えているつもりでも論点の背景にある内容を本当に理解しようとしていなかったので繰り返し繰り返し教科書を読むのに時間を割くようにしました。ある程度、内容が分かったらMCを繰り返すより、教科書の内容が応用できるくらいまで論点の背景まで理解するつもりで勉強するのが良いと思います。
WCについてはかなり試行錯誤しました。アビタスの論点集を丸暗記しようと思いましたが、英作文のレベルが私は低いので当然そのままの英文は覚えられないし、なかなかそのまま書けません。というか例え論点が一緒だったとしても聞かれ方が違えば文章も微妙に変わるので丸暗記は効率的ではないかなと。
続きは明日書きます。寝る時間になってしまった…。
続きです。
私の場合、TACの直前対策の教材をメルカリで買って、その中に出て来るトニー先生の授業が最も分かりやすかったです。授業は英語ですが、分かりやすい英語で話してくれるので理解しやすいです。私のは2015年版でしたがBECは改訂等が少ないので何年のでも良い気はします。
いろいろと試行錯誤した結果、下記のことが分かればWCは何とか乗り越えられると思うようになりました。
①中学生レベルの英作文能力
②中学生レベルの文法
③BEC論点の日本語での理解
④個別のキーワード(英語)
⑤使える言い回しと単語
⑥丁寧な英単語
①中学生レベルの英作文能力
純ジャパの人であれば英作文をする機会は中学生の時ぐらいだと思います。私の場合はそうでした。中学生の問題って大体ディベートみたいな問題で
I agree with A plan. There are three reasons. Firstly, うにゃうにゃうにゃ。Secondly, うにゃうにゃうにゃ。Finally, うにゃうにゃうにゃ。。
In conclusion, l agree with A plan.
という序論、本論、結論の構造で書ければUSCPAでも通用するのではないかなと。
②中学生レベルの文法
私の場合、難しい文法とか使いこなせません。能動態、受動態、時制、不定詞、関係代名詞くらいが使えれば文章は構成できるかなと。USCPAトライする人はある程度使いこなせるのではないかなと。
③BEC論点の日本語理解
英文を作る前に論点が日本語で理解できていなければ英語で書けるわけありません。日本語で良いので問題に対してある程度答えられるようにテキストの内容を自分で言葉にできるレベルの理解が必要です。
④個別のキーワード(英語)
キーワードが英語で出てこないと文章の部品がない状態なのでどうしようもなりません。例えばCOSO ERMの構成要素が全て英語で書けるとか。これは通常の勉強の中で自然と覚えられるのでそこまで労力はかからないかもです。
⑤使える言い回しや単語
アビタスの論点集を眺めているとUSCPAで使われる独特な言い回しや単語というのは限られている事に気付きました。ビジネスと会計にまつわる表現さえ出来れば文章は作れます。例えば be beneficial forとか、available forとか、relevantとか、上がるとか下がるとか…。背中を伸ばすとか手を振るとかそんな表現は出てこず、結構限られているのでその部品を覚える事にしました。あと単語ですね。利益不利益とか目的とか、概念とか、要素とかそんなボキャブラリーを意識して覚えました。
⑥丁寧な英単語
私はビジネス英語ってどんなものか分からないのですが、単語を丁寧単語に変えると文章がそれっぽく見えます。例えば、thinkではなくconsider、decideではなくdetermine、getではなくobtainとかとか。
①〜⑥を組み合わせれば何とか書けると思いました。普段私は英作文をする機会がなく、英語を使う環境ならばある程度、自然に身につくのかもしれませんが、私と同じようなレベルで境遇の方がいらっしゃれば参考になると幸いです。
AIが採点する事になっており、今のAIがどの程度の採点精度があるのかは全く分かりません。ただ2015年のTACの講義の中で、人間が採点していると言っていたので今のAI(ほんとにAIがやってるのかな?)も2015年当時の人間レベルの採点基準をある程度、踏襲しているのではないかなと思います。
だったらネイティブ並みの英文じゃないとダメなのかと言えば私はそうは思いません。USCPAは全世界共通試験なので非ネイティブも多く受けるわけです。なので英作文のレベルとしては採点官が見て「こいつ英文のレベルは低いけど、BECの内容は理解してるな」と思ってもらえればちょっとは点数もらえるのではないかなと。だから簡単な英作文レベルで文法的な誤りなく、問題に沿った回答が書ければ純ジャパの方は良いのではないかと思います。
以上!
日付が変わってしまったので寝ます。
おやすみ〜