世代が若くなればなるほど、テレビを観る人よりもネット上の動画を観る人の方が多いと思う。テレビがネット上のトピックを取り上げる逆転現象も日常なのでそんな時代だ。というか「逆転現象」とか言ってる時点で「おじさん」確定。
海外にいる日本人大学生がユーチューブに動画をあげて何万再生、そしてそこから収入を得ているのを見ると一種の焦りを感じてしまう。
ユーチューブは私が大学生の時に素人が動画をあげているレベルで「ユーチューブっての面白いぜ」程度だったが、この10年でデータ通信技術やスマホの発達で急激に発達してきた。
動画は文章よりも多くの情報を伝える。私がここでブログ記事を100書いたとしても情報量としては動画1本に負けてしまうだろう。
私からすれば動画を作るのはとても大変だ。友人の結婚式ムービー作成をノリでトライしたらよい勉強になったが、とても大変だった。
その動画をポンポンあげるユーチューバーはすごいなと思う。専門の編集者がいるのかもしれないが、それでもすごいスピードだ。動画編集ソフトを使ってしこしこ作るのか、他にスマホとかでさくさく作るのか分からない。知り合いの中学生がスマホでバナー製作を個人で請け負っていたり、動画を一瞬で作るのを見ると、俺って時代に付いていってないなと感じてしまう。
この種の世代間格差はいつの時代もあると思う。
ワープロが使える⇒パソコンが使える⇒officeが使える⇒スマホでガンガン仕事ができる⇒次は何なの?って感じだ。
でもこれは自然な事だとも言える。私が商社に入った頃、先輩のやっている事は「原始的」だったし、先輩の先輩がやっていた事なんて話を聞く限り「ジュラ紀的」だ。
では仮に動画を作れないとみんな「おじさん」確定なのかと言えばそうではないと思う。
今の時代に「パソコン使えまへん」という人がいたら最初は驚かれるが、適応すれば済む話だし、最低限使えるようになれば全然問題ない。というか
「まだパソコンなんて使ってるんですか、縄文時代みたいですね」
という日も来るに違いない。
何が言いたいかというと、最低限できればいいが、最低限のレベルまでは個人の責任でで自己更新した方が良いのではないかなと思います。たまにOSの更新がある感じで。
亀がウサギになる必要もないし、vice versaである。(使いたいだけ)
それよりも私が大事だと感じるのは「個人で発信する力」ではないかなと。
私の友人はサラリーマンをしながらユーチューブのチャンネルを持って副業しているが、これをやる人とやらない人というのは差が出るのではと思っている。自分のメディアを持っているというのは強いと思う。
私の世代は社会人になってからユーチューブが発達したので自分がユーチューブのチャンネルを持つということは身近ではない。かく言う私もユーチューブのチャンネルを持ってはいないが、ブログはそういう側面から始めている。
自分から情報を発信するには「恥ずかしい」とか「こんな記事書いて誰が喜ぶの?」とかの感情を超えていかないとできない。ユーチューバーを見ているとそんなの関係ない。
「恥ずかしい」という感情は一種の「自意識過剰」かもしれない。その自我の壁を乗り越えるというメンタルスキルが重要なのかなと思う。恥ずかしい恥ずかしいではいつまで経っても人の前で話す事もできないし、積極的に打ってでることにできない。
人それぞれ役割があるのでみんながみんな人前に立てというわけではないが、そういう考えもあるよねと思ってもらえれば幸いだ。
全然話が変わるが、私のブログいろんな国から見てもらっていて嬉しい。ユーザーが多い順に国名を書いていくと
日本・アメリカ・シンガポール・タイ・アラブ首長国連邦・オーストラリア・ベルギー・カナダ・イギリス・ガーナ・インド・カンボジア・マレーシア・中国・イスラエル・ポーランド・サウジアラビア
多分、日本人が見てくれていると思うのですが、多くの日本人が海外で何かしら頑張ってらっしゃると思うと勇気を頂けますね。USCPAネタを期待されている方には最近不調で申し訳ないですが、たまに見に来ていただけると嬉しいです。
さ、勉強に戻ろう。