エイチマンのブログ

トライアンドエラーそしてサクセス

相場には逆らえない

私の実家は金物屋さんをやってましてカッコよく言えばデッドストック、カッコ悪く言えば不良在庫が大量にあります。

 

金物なので腐りませんが、型落ちはしていきますし、「古い」感じは出てきます。私の実家はホームセンターが世の中に出来る前の町の金物屋さんです。

 

たまに飲食店をオープンするという知り合いに声をかけて買ってもらったりするのですが、仕入価格が大手の販売価格に負けていたりします。仕入れたのも20年前くらいで時が止まっています。いくら知り合いだからといっても安い方を買います。

 

私が仕入れたわけではありませんが、買ってもらえないと寂しい気分になります(笑)時代の変化についていけなかったうちが悪いのですが、残念な気分です。

 

在庫を抱えるというのは保管費用もかかるし、評価は下がっていくし、金は固まるし、良い事はありません。物の価値が下がっているので尚更です。

 

だから小売店は当然ながらセールをしたりして在庫をとにかくはかそうとするわけです。

 

仕入価格50円のもの3個を最初は100円で売って、売れなくなったら50円、それでもダメなら赤字を出して30円で売る。これでも粗利としては30円は残ります。多分、大きなところはシーズンでこれを繰り返してるんだろうなと。

 

だから相場には常にへばりついていないといけないと思います。相場が存在していないブルーオーシャンだったら一気にお金が流れ込むだろうけど、世の中には既にモデルがたくさん存在している。

 

我が家は当然、そんなモデルではなく、セールなどはしてこなかったので在庫が残りまくりです。ここは大改革をして一気に在庫をさらえてお店を再起可能な状態である空っぽにしようと思っています。

 

あんた何者やって感じですが、USCPAの勉強の息抜きに実家のお店を経営者としていじっていこうと思います。