おはようございます。昨日は広島に原爆が投下された日でした。広島では約14万人、長崎では約7万人が亡くなったと推計されています。小学校の頃、図書館で『はだしのゲン』を読んで怖いなぁと感じていましたが、大人になって原爆に関する情報を目にすると核兵器なんか使っていいはずがないし、保有する意味も作る意味も全くないことが誰が見ても分かります。
今、私達は多くの犠牲者の方々の上に成り立つ平和な時代に生きる事ができていますが、かつての戦争について学ぶ事は本当に価値があると思っています。20代半ばで訪れた鹿児島にある知覧特攻平和会館に大きな影響を受けました。特攻隊で亡くなった10代〜20代の方々の遺書が大量に展示されています。
http://www.chiran-tokkou.jp/guide/museum/index.html
特攻隊については洗脳だったとかいろいろ言われていますが、特攻隊員の遺書を読むとすごく今の自分の命の使い方について考えさせられます。
ある遺書にはこんなことが書いてありました。
日本はおそらく戦争に負けるが、アメリカに本土を侵略されて家族が殺されないように私が出撃する。
こんなことを10代の青年が遺書に書き残すわけです。
当然、今の時代に戦争はないし、特攻隊に志願することなんてありませんが、自分の今の命の使い方については自己評価が起きました。
人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を受け、滅せぬもののあるべきか
敦盛の一節ですが、まさにその通りです。
私は今31歳ですが、あと1回30年をやったら60歳、もう一回やったら90歳で天国にいきます。その時には120歳まで生きられるかもしれませんが、まぁ途中で終わることなく無事に生きられて90くらいでしょうか。自分に対してよくやったと言える人生を送りたいものです。
【備忘録】
寝る寸前にストレッチをすると寝付きが悪くなるが寝起きは良くなる