エイチマンのブログ

トライアンドエラーそしてサクセス

イメージって「お得」

昨日はブログ書かなかった…。まだまだ甘いです。頑張ろう!

 

先日、トライアスロンの完走をフェイスブックに投稿したら多くの人からすごいね!アイアンマンだねと言っていただけました。

 

でもトライアスロンをやっている方からしたら、本当のアイアンマンというのは水泳3.8km・バイク180km・ランニング42kmという距離を完走した人の事を指します。つまり私が先日完走した大会はアイアンマンという冠はついているものの、本来のアイアンマンの半分の距離なわけです。

 

良いか悪いか置いておいて一般の人からしたらそんなもん知りません。私はこの大会を完走しましたと言っただけですが、受け手がそのように反応してくれただけです。

 

この現象はすごく興味深いです。フェイスブックで今日は走っています~みたいな投稿をするとたまに会う人からしたら「エイチマンさんは毎日走っている人」というイメージになりますが、私は実はたまにしか走っていません。これは受けてがイメージで勝手に決め付けるから必要以上に価値が出てくるわけです。

 

最近新聞でお年寄りが園児の列に突っ込むという事件が報道されていて極端に言うと「老人=園児に突っ込む」みたいなイメージが湧いています。でもおそらくですが、今までも一定数老人の事故はあったはずです。

 

世の中は真実は誰にも分かりませんが、人間のイメージ(知覚)が現実を決めています。しかもそれは力がある人が言えばそれが現実になります。例えば、著名人がエイチマンという人のブログは面白い!っとどこかに書いてくれれば私のブログは「面白い」ことになります。あいつは悪いやつだ!と言われれば悪くないのに悪いやつになってしまいます。

 

仕事で言うと例えば名刺に「米国公認会計士」と書いてあれば、この人は英文会計の専門家だ、英語がぺらぺらな人だと極端に言えば思われるはずです。

 

「税理士」と名刺にあれば、一般の人は法人税も相続税も所得税も国際税務も何でも詳しい人だ勝手に思います。

 

もちろん少し詳しい人からすればそんなことはありません。税理士には得意不得意がありますし、USCPAを持っているからと言って実務経験がなければただの英文を読むのが得意で少し頑張った人にしか過ぎないわけです。

 

価値を決めるのは相手です。イメージが一人歩きするわけです。

この効果は無意識に私達に影響を与えています。特にメディアが伝えることはそうだと思います。

 

やはりこの「イメージ」を利用する側でいたいですし、もちろんイメージだけでなくそれをうまく使いつつも「名実共に実力のある職業人」でありたいものです。