おはようございます。新聞配達して6km散歩してコーヒー淹れて新聞読んでブログ書いてます。今日はいつもなら水泳の早朝練習の日ですが、今年のトライアスロンの大会を終えたので行かなくて良いのです。
最高!最高!!最高!!!(こうやって書くと字がだんだん大きく見えませんか?)
水泳がない火曜日の朝、最高です。ただ今でも練習している人がいるのも事実。サボるとすぐに身体は弛んでくるのでしばらくしたら再開しよう。
山本五十六の名言に
やってみせ 言って聞かせて させてみて 褒めてやらねば 人は動かじ
話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば 人は育たず
やっている姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず
というものがあります。最近、まさにその通りだなと思います。
中学生の子を教えていますが、その子は能力は高いのですが勉強をしてこなかったので結果今は勉強ができません。
中学生にもなると良くも悪くも自分の勉強の出来具合を相対的に自己評価するようになり「自分は勉強ができない」と本人は思い込んでしまいます。
中学校の勉強はやるかやらないかが大きいのでただやらなかっただけです。
でも本人からしたら深刻な問題です。
ここで先生である私が「何でできないんだ」と言う事は最も簡単な方法ですが、それでは彼は伸びないと思います。最初は自信をつけさせてあげることが大事なので解答を移しても褒める、2時間机に座っていても褒める。学校の評価が少しでもよければ褒める。そして本人に勉強って楽しいなと思ってもらえるまでとにかく褒めます。その子は徐々に良くなってきています。自分で勉強する習慣がついたら車輪は回り始めたようなものです。
これを大人の世界に置き換えてみたらどうでしょうか。
私達は大学を出て会社に入ると「もうこれからは社会人なんだから」「大人はこれくらい当たり前」と言われて社会に入っていきます。
確かに正しい部分はあると思います。私も経理の仕事をしていて自分で会計処理について調べて自分で仕事を進めていくべきだと思います。
ただ私は高校生の時から変わっていない部分が自分にはあると思っている所もあります。肉体年齢は20歳を超えていますが精神年齢はその年齢とは限りません。特に「仕事」という分野では未経験のことが多いです。
もし人を育てようとすると時間もお金も愛も必要です。根気も必要です。人を育てるという事は山本五十六が言うように簡単なものではないということです。
「何でできないんだ」という簡単な言葉を口にするのは最も安直なアイデアがない人間がやることだと思います。
それよりも本人の可能性を信じてあげて自信をつけさせてあげて飯を食えるようにしていってあげるのが指導者や先生、リーダーや上司の役割なのではないでしょうか。
甘っちょろい!という指摘もあるかもしれませんが、私達は大人なようで「大人」ではない部分があるはずです。仕事という枠を超えた隣人愛、人間愛的なものがあっても良いのではないかと。
上司は最大限部下の成長を見守りながら、部下はそれに応える。
そんな形が理想ですが、これは理想なのかなぁ…。
他人の為に自分の時間つまり命を使うというのはとても有意義なことなのではないかなと思います。それは上に立つ者の使命とも言えそうです。一流は人を残すと言いますしね。