エイチマンのブログ

トライアンドエラーそしてサクセス

会計を好きになるまで②

間があいてしまいました。書ききれていない事も思い出してきたので書いておきます。

 

【会計はその数字を使って何をするかが私にとっては重要】

 

商社時代は決算をまとめるので必死でした。決算をまとめて取締役会で使用する決算説明資料をせっせと作ります。ぶっちゃけ自分が何を作っているのか理解なんてする余裕が当時はありませんでした。先輩が残した資料をにらめっこしてとにかく今年度版を作る。大詰めを迎えていますので何だか意識も朦朧としています(笑)最後の最後は夜中の深夜3時までやって一旦帰宅し、朝6時に出社なんてこともしました。(どんくさいだけかも)

 

今振り返るとただの作業員でしたので当然の決算なんて「苦痛」なわけです。ひたすらエクセルと格闘する決算時期。期限までに資料をまとめて担当取締役に説明しなきゃいけないので必死です。その数字を取締役がふむふむとお聞きになって取締役会で今期の業績について社長などに説明されるわけです。

 

私は次の会社で経営企画という仕事をさせて頂きました。

 

財務数値を使って各部署の目標数値(KPI)を決めたり、他者との比較をしたりして改善点などを分析していきます。ここで私は初めて数字の価値と重要性に気づきました。同じ会計基準を適用していれば、他社との比較も可能になります。また予算実績比較で業績の要因もあぶりだすこともできたりします。あくまでも決算数値というのは「過去」のお話ですが、予算や事業計画は未来の話です。また財務数値を使用すれば、今まで曖昧だった社内の認識が数字という共通言語を使用してお話ができるようになり、未来の業績までコントロール可能になったのです。(コントロールは大げさか)

 

作業員だった私が経営企画業務に出会って会計への認識が徐々に変わっていったのも私が会計を好きになった要因の一つです。

 

小難しい文章になってしまった。。。。