エイチマンのブログ

トライアンドエラーそしてサクセス

IPOって何?①【実務者向け】

(私より詳しい説明が出来る方はたくさんいますが、私なりの視点で書いております)

「IPO」って会計の仕事をしている方なら1回くらい聞いたことあると思います。そして何だかカッコいい響き。M&AやMBO的なね(全然違いますよ)。

 

Initial Public Offeringの略称で株式を証券取引所で売買できるようになることを言います。上場会社になるという事ですね。皆さんの会社は上場会社ですか?非上場会社ですか?よく上場会社に勤めてます!って自慢げに話す人いますが、非上場でも優良企業はたっくさんありますので上場会社だから良い!と一概に言えるものでもありません。

 

会社というのは最初、経営者が事業を始める所からスタートします。

 

エイチマンが世の中にないカキ氷屋さんを始めました。順調に売れて事業規模が拡大してきて株式会社になりました。(この辺は税理士さんの守備範囲かと思います)

 

当初自分のお金と儲けたお金で会社の資金を賄っていましたが、バカ売れなのでお店をもう少し増やすことにしましたが、手持ちのお金で足りません。地域の銀行にお金を借りに行ったら利息は発生するけど、お金を貸してくれました。

 

世の中にないカキ氷屋さんなので日本中にもっと拡げる事にしました。10億円かかりそうです。10億なんてお金は銀行では貸してくれません。もし借りれたとしても利息の額が増えそうです。エイチマンには担保がありません。エイチマンの信用で借りれる目一杯の額を借りています。儲かりそうなのにこれ以上、銀行は貸してくれません。

 

絶対儲かる!資金がもっと要る!と思った上場を検討し始めました。

 

【東京証券取引所マザーズの案内文書】(正式名称忘れました…)

https://www.jpx.co.jp/equities/listing-on-tse/new/guide/tvdivq0000002gtl-att/m_02.pdf

 

上場すると無利息で投資家から直接資金を集めることができるらしく、うちにぴったりじゃないかー!という事で上場の準備を始めることにしました。

 

自分の説明下手に驚きますが、要するに上場すれば証券取引所を通して投資家から直接資金を調達できるようになるという事なんです。(細かい点は超省いています)

 

銀行から借りてお金を調達するのを間接金融といい、投資家から直接金融といいます。銀行は預金を法人に貸しているだけなので間接的で、証券取引所においては法人は投資家から直で資金を調達しているので直接ですね。

 

なのでお金がじゃぶじゃぶ余っている非上場会社の場合は上場をする手間をかけてまでお金を調達する必要がないので敢えて非上場のままでいるという優良企業は結構あります。個人的にはこの敢えて非上場の優良企業っていうのが渋いと思っています。

 

こんなのが出てきたので見てみてください。

 

株式非上場の優良企業(全国)投稿・アクセスランキング【ホームメイト・リサーチ-ビッグカンパニー】

 

もう少し上場するメリットについて見ていきましょうかねー。