私は今31歳ですが、20代を振り返ると我流で突き進んだ結果、うまくいかなかったと思っています。確かに素晴らしい経験をしてきたとは思いますが、積みあがっていく良い人生だったかというと残念ながらそうではないと思います。そして最近、猛烈に反省しています。失われた20代といっても過言ではありません。
何故うまくいかなかったかというと我流だったからです。
「我流」ときくとすごく自信ありげで頼もしい印象を持つ人もいるでしょう。
我流でやっていると自ら「やっている感」を得ることができます。
これが誤った方向へ導いてしまうと思うのです。
書店に行くとたくさんのビジネス書や自己啓発本が並んでいます。
本棚を眺めていると真逆の事を言っている本が並んでいるのも見受けられますが、ずっと本棚に並んでいる本もあります。それは名著と言われるものであり、ちょっと難しかったり、ぶ厚かったりします。
自己啓発でいうと『七つの習慣』や『思考は現実化する』とか『成功哲学』とか
宗教でいうと『聖書』とか『コーラン』やら。
これは真理が書かれています。
「人には自分がして欲しい事をしなさい。」
「お金は貯金して投資しなさい。」とか。
そりゃそうだよね、と誰もがその場は頷くんですが、自分の人生でそれが継続的に出来ているかと言われれば多くの人はできていないと思います。私も含めて。
真理というのは人生の教科書みたいなものだと思います。
テストで良い点数をとろうと思ったら教科書をしっかり勉強して、予備校の勉強方法をしっかり実践すると思います。我流でやるよりはるかに正しいやり方だと思います。
だから我流は勇気をもってやめて真理に対して謙虚に素直になって実践すれば、良い結果は出るわけです。
当たり前のこと言ってるなと思われるかもしれませんが、20代を過ぎた今、私の中では腹の底から納得したことです。