エイチマンのブログ

トライアンドエラーそしてサクセス

時間の感じ方は新鮮な感情の量に比例する

大人になると時間の流れが早くなる。

これは社会人の人であれば、多くの人が納得して頂けることだと思う。

どうして早くなるのか。

僕の意見ですが、それは新鮮な感情を感じる事が減ったからだと思った。

子供の頃(意識がある時~大学生)はいろんなイベントがあった。

毎日、違った時間割が振られていて部活動があって定期的にテストがあった。

初恋をしたり、青春を送った。子供の自分では避けられないことがたくさんあった。

テストを受けないことは選択できなかったし、部活動をいつまでもサボることはできなかった。時間割を変更することもできなかったし、ある意味、義務教育を受身でうけなければならなかった。好きな人が近くにきたらドキドキしたし、告白しようか大いに迷った。友達関係で真剣に悩むことがあった。テストの点数が取れなくて恥ずかしい思いをした。

 

大人になるまでにあらゆる感情を味わった。

大人になったらあらゆることが自由になった。

 

嫌なことは避けられるようになったし、嫌なテストを受けなくても良くなった。苦痛なトレーニングはしなくて良くなった。告白する必要もなくなった。

仕事は繰り返しになった。変化を避けるようになった。

人生に色味がなくなった。

多くの人はこんな感じだと思う。

 

時間を短く感じる事は悪いことではない。

ただ自分の納得感は少ないと思う。

 

喜怒哀楽は人生の華という言葉を思い出した。

 

挑戦した人間には喜怒哀楽が生まれる。

それは大それた挑戦でなくても良い。

スタバのお姉さんに勇気を出して話しかけたり、

雇用条件を交渉してみたり、会社をさぼってみたり、

自分では絶対普段行かないところに行ってみたり。

 

自分の心が求めることを勇気をもってやってみる。

ドキドキ、ワクワクして不安と期待が入り混じる。

一瞬に感情が凝縮される。集中する。

 

この瞬間はいつもの瞬間とは違う。

これを繰り返すことで人生を長く感じる事ができるのではないだろうか。

その結果、手応えのある人生を送ることができるのではないか。

 

そんなことを考えた。