エイチマンのブログ

トライアンドエラーそしてサクセス

フルマラソンを通して気づいた事

昨日、人生2回目のフルマラソンを完走してきました。自己ベスト更新の良い走りができました。そこで記憶が鮮明なうちに気付いた事をまとめます。基本的にマラソン経験者向けに書きますのでちゃんと練習はして身体作ってくださいね。

 

①マラソンは目標設定が大事。

一緒に走った友人が3時間58分で走ると宣言していました。もちろんそのタイムで走ったことはないようなのですが、絶対に走ると決めていました。私もそれに感化されて4時間30分で走るとSNSで宣言しました。どんな効果が表れたか。

マラソンで自己ベストを更新するのに楽勝で走れる人なんていません。超苦しいんです。しんどいんです。何かと理由つけて歩いちゃいたいんです。脚も超痛いし、言葉では表現できない状態になります。何でこんなに走ってるのか訳わかんなくなります。

 

そんな中、心のよりどころになるのが目標です。

周りに言ってできなかったらどうしよう…でも確かに自分のベストを更新したい。身体も超しんどい、でも目標タイムをクリアしたい…。

 

これがもし、まぁ完走できればいいかなといった曖昧なものだったらどうなっていたでしょうか。自分を叱咤激励する事なく、歩いて立ち止まって走って歩いて立ち止まってを繰り返し、結果的に成り行きで出たタイムが結果になったと思います。

ちなみに友人は目標タイムは達成できませんでしたが、サブ4(4時間以内に完走する事)を達成し、私は前回5時間15分でしたが、4時間48分で完走致しました。甘さが出ましたが、苦しいときに踏ん張れた自分を誇りに思えることができました。

 

②自分の限界を超えようとする時、苦しくない人間なんていない。

マラソンは個人スポーツなので速い人もいれば、遅い人もいます。昨日、参加した大会は13,000人参加したそうです。スタートは申告タイム順で並んでいます。なので自分と同じ早さで走る人が周りにいるわけです。自分の周りの人が苦しそうに走るのは良く分かります。でも早い人はそんなことないように僕は思えましたが、ゴール後に3時間15分で走った知り合いと話した所、「泣きそうだった、死ぬほど辛かった」と言っていて、ゴール後はみんな脚を引きずっているんです。だから、プロのアスリートとか簡単にやっているようにその瞬間は見えますが、それができるまでに凡人と同じ苦しみを乗り越えてきたんだと思います。だから苦しそうにする事は全く恥ずかしいことじゃなくて、成長しようとする健全な姿なんだと思います。一緒に走る人で励ましあいながら成長していくんです。

 

③限界を超える時は理屈ではなく、メンタル

35キロからゴールまで地獄でした。辛い、もうやめたい、そんな無理しなくていいんじゃないか、でも…ベストの記録を出して自信をもちたい、自分は価値のある人間だと証明したい、でも辛すぎる…。多分、このマイナス感情は脳みその仕組みがそうなってるからだと思います。楽なほうに流れるのは人間の本質です。これに打ち克つにはあまり理屈は役に立たないと思いました。「くーっ!!」と思いながらただ1歩を踏み出すのみです。もっと成長したい!自己ベストを出したい!もっと良くなりたい!!じゃぁ走ろう!もうがーっと行っちゃうしかないんです。行動あるのみ。行動あるのみ。

 

④成長する秘訣は半強制的な環境に身を置く事

マラソンを走っていて感じたのはみんな平等に「弱い」んだなという事。弱いからこそ強くでないといけない環境に身を置いているということ。周りに宣言する事で自分を追い込むんです。このやり方には賛否両論ありますが、自分が弱い人間だと認識していて、でもどうしてもそれを心から達成したいと思っているのであれば、効果的だと思います。

皆さんも頑張ってください。僕も頑張ります。